1. ひび割れ(クラック)の不安
駐車場の土間コンクリート工事において、お客様が一番心配されること。それは**「ひび割れ(クラック)」**ではないでしょうか。
せっかくきれいに施工しても、数年後にピシッと割れ目が入ってしまう……。実は、その原因の多くは、コンクリートそのものではなく、その下の**「地面(下地)」**にあることが多いのです。
2. 「板チョコ」で考えるコンクリートの弱点
なぜ割れるのか? その仕組みは、**「板チョコ」**をイメージすると簡単に分かります。
板チョコをパキッと割る時、どこで割れますか?そう、**「溝があって薄くなっているところ」**からきれいに割れますよね。分厚い部分は割れにくく、薄い部分に応力が集中して折れる。これは物理の法則です。
実は、コンクリートの床でも全く同じことが起きます。
3. 表面は平らでも、裏側は……?
コンクリートの表面(仕上がり)は、左官職人がコテで平らに均しますので、どの業者でも綺麗に見えます。問題は、見えない「裏側(地面との接地面)」です。
もし、コンクリートを流す前の地面がボコボコと波打っていたらどうなるでしょうか?
- 地面が低い場所 = コンクリートが分厚くなる
- 地面が高い場所 = コンクリートが薄くなる
つまり、一枚のコンクリートの中に「板チョコの溝」のような薄い弱点ができてしまうのです。車の重み等の負荷が加わった時、真っ先にその「薄い部分」から亀裂が入ります。これがひび割れの正体の一つです。
4. だから私たちは「整地」に魂を注ぎます
「割れないコンクリート」を作るための唯一の解決策。それは、**「どこを測ってもコンクリートの厚みが均一であること」**です。
そのために必要なのは、コンクリートを流す前の**「整地(路盤調整)」**の精度です。
東和ハウジングでは、水勾配を考えながら何度も調整を行い、下地を鏡のように平らに仕上げます。そうすることで初めて、コンクリートは均一な厚みを持ち、最強の強度を発揮するのです。
5. まとめ
「基礎工事は見えなくなるから適当でいい」残念ながら、そう考える業者も少なくありません。
しかし、私たちは知っています。見えない地面の凸凹こそが、数年後のひび割れを作る犯人であることを。
私たちが「整地日本一」を目指してこだわる理由は、ただの自己満足ではありません。お客様の大切な駐車場を、10年、20年と守り続けるための、職人としての責任なのです。